書いておきたいことが
いくつかあったように思ったのだが
どんなことだったか
思い出そうとしているうち
書いても
書かなくても
どうでもいいようなことだったようにも感じて
メモをするのさえ
止めてしまった
そうして
動きそうになっていた
心のどこかの部分も止まってしまうと
雲がいくつも重なった暗い夕空が
ずいぶん特別な催しの
すてきな舞台背景のように見えてきて
なんという
しあわせな時間だろう
と
気づく
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