駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2019年11月5日火曜日
蕾の思い
色づいた葉が
まだ
枝には
かなり残っているのに
桜はもう
春のための蕾を
いっぱい
つけ終えている
蕾には
どうやら
しっかりと思いがあって
それは
ひとすじ
春へと向かっている
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