駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2020年6月11日木曜日
行く?
夢が覚めるころの
とりわけ小さな波の打ち寄せ続くような
“時間”
と呼んでしまえば
もう
まったく違ってしまう
“とき”
“ところ"
…これも
違うのだけれども
そこから
いくらでも伸びている
たどるべき
径
ひとつの径を行けば
もう
何日も
こころは戻ってこないのだけど
行く?
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