気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
人は死なないものだ
思い出すとき
その人は
生きていたどんなときより
ここにいる
こころにいる
その人と
いっしょに生きていたとき
生きていたはずのとき
こちらのこころを占めていたのは
たいていは
その人のこと以外の
こと
むしろ
どんどん
生きはじめてくる
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