人間の本質は精神であるという永遠の真理、
人間は彼の有限性を外化〔放棄〕して
純粋な自己意識に没入することによってのみ真実態に達する・・・
G.W.F.ヘーゲル 『歴史哲学』
なにも文字を見ず
絵も写真も映像も見ない時間も
好き
理想だね
それ
けれども
なんでもいいから
ポケットに入るぐらいの本を持ち歩き
信号で止まらされる時でも
サッと出して
読んだりしている
スマホは飽きたでしょ?
簡易調べ道具
としては
悪くもないけれど
焦って調べるべきほどの情報って
逆に
スマホのおかげで
そんなに
ないってわかった
じっくり調べて
こうかしら
ああかしら
こうでもない
ああでもないと
考えるべきことは
たくさん
あり過ぎるけれど
このところ
ヘーゲルを持って出ることが多い
人生に飽き
社会に飽きたら
ヘーゲル
お勧め
ヘーゲルといえば「精神」だが
『歴史哲学』では
こんなふうに「精神」の本性を語っている
精神の本性は、精神と正反対のものとの対比によって認識される。
精神のあらゆる属性は自由によってのみ存立するのであり、
『エンチクロペディ』では
「精神」の展開について
こう言っていたよ
精神の展開は以下のごとくである。
すなわち、精神は
Ⅰ 自分自身への関係という形態で存在し、
精神自身の内部で理念の観念的な綜体性が精神にとって生成する。
〔・・・〕精神にとって、憑自的、つまり自由であることが
精神の存在である。―主観的精神
Ⅱ 精神自身によって造出さるべき、そして造出されたる一世界
―――ここでは自由が現存する必然性として存在する。
としての実在性という形態で存在する。―客觀的精神
Ⅲ 精神の客観性と精神の観念性との即かつ対自的な、
永遠に自己造出的な統一態で存在する。
絶対的な真理の相にある精神―絶対的精神。
キューッと来るね
ヘーゲルは強い酒だ
なんとかサワーとか酎ハイとか
そんなものばかり流行る
サワー文化
酎ハイ文化の時代でも
酒は
やはり
強くなければ
強い酒はお好き?
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