2022年12月24日土曜日

春の戴冠の近づきのしるし

 

 

わざわざ

文字を記して

書く

ということをしていこうとする時

 

大事なことばかり

しっかり選択して記していくわけではない

ということになる

のが

経験上

よくわかっている

 

大事だ/大事でない

という判定

区別

すべて

流れ去っていく

 

状況は

絶えざる流れ去りのなかに

ある

 

物事を発生させ

支える

出来事の胎盤のようなものは

すぐに排出され

べつのものに成っていってしまう

 

冬至を過ぎた

空気の冷たさが手指の先に絡まってきて

これから

春に向かいます

ぼくに教える

 

寒さ

冷たさは

いつも

春の戴冠の近づきの

しるし




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