これといって
書くべきことのない時
なにも書いていないWordの白紙を開いて
単語や
単語にさえならない文字や
記号などを
ぽつぽつ
並べていけそうかな
いけないかな
などと
しばらくのあいだ
思っているのが
いちばん幸せなのかもしれない
厚みのある
立派な紙を敷きのべたり
ノートの新しいページを開いたりして
なにか
記していこうかな
と思うのも
悪くはないものの
紙を前にすると
よくない緊張に気持ちが満たされて
こころよい文字並べが
かえって
できなかったりする
デジタルか
ペーパーか
といった区別に意味があるのではなく
単語や
単語にさえならない文字や
記号などを
記していくのなら
Wordのほうがいいように
じぶんの場合は
感じる
iPadのいろいろなアプリも試し
メモ書き用の白紙を
さまざまに使ってみたが
Wordのほうが
気持ち的には楽な気がする
2022年が終わろうとする頃
いまの時点で
じぶんが楽なのは
Wordかな
ということなのだが
こう感じる一点に
じぶんの個人的なタイムラインの流れや
Wordの歴史や
筆記の歴史などが集結して
「単語や
単語にさえならない文字や
記号などを
記していくのなら
Wordのほうがいいように
じぶんの場合は
感じる」
というふうに
とりあえずの結論が出るところに
歴史の発生の
小例がある
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