2022年12月24日土曜日

歴史の発生の小例

 

 

これといって

書くべきことのない時

なにも書いていないWordの白紙を開いて

単語や

単語にさえならない文字や

記号などを

ぽつぽつ

並べていけそうかな

いけないかな

などと

しばらくのあいだ

思っているのが

いちばん幸せなのかもしれない

 

厚みのある

立派な紙を敷きのべたり

ノートの新しいページを開いたりして

なにか

記していこうかな

と思うのも

悪くはないものの

紙を前にすると

よくない緊張に気持ちが満たされて

こころよい文字並べが

かえって

できなかったりする

 

デジタルか

ペーパーか

といった区別に意味があるのではなく

単語や

単語にさえならない文字や

記号などを

記していくのなら

Wordのほうがいいように

じぶんの場合は

感じる

 

iPadのいろいろなアプリも試し

メモ書き用の白紙を

さまざまに使ってみたが

Wordのほうが

気持ち的には楽な気がする

 

2022年が終わろうとする頃

いまの時点で

じぶんが楽なのは

Wordかな

ということなのだが

こう感じる一点に

じぶんの個人的なタイムラインの流れや

Wordの歴史や

筆記の歴史などが集結して

「単語や

単語にさえならない文字や

記号などを

記していくのなら

Wordのほうがいいように

じぶんの場合は

感じる」

というふうに

とりあえずの結論が出るところに

歴史の発生の

小例がある




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