私的に送ってくる通信のひとつが
麻雀政治のことに触れていた
麻雀といえば
数年前の
黒川検事長の賭けマージャン発覚による
辞職騒ぎがあったが
あの時
常連として
いっしょに麻雀をしていた連中が
産経新聞の記者と
朝日新聞の記者だった
オモテでは対立していがみ合っている新聞の記者どうしが
見えないところでは
まことに仲よく麻雀をし続けていたのだから
オモテでの対立など
プロレスでしかないわけだ
それ以上にすごいのは
昭和62年から平成元年まで総理大臣を務めた
竹下登の頃で
議会では敵対していた社会党と
じつは
当たり前のように麻雀政治をしていたこと
社会党の幹部と定期的に卓を囲んで
竹下登は
麻雀をしてわざと負けた
という
麻雀に勝った社会党幹部のところへ
後になって竹下登の秘書が金を持っていき
領収書替わりに
社会党幹部の政治家の名刺にサインだけしてもらって
持って帰って行く
そうすると
その後
なにが起こるか?
国会で社会党が反対し
法案が成立しないような時には
竹下登が
社会党幹部に電話を入れる
「この前、名刺交換した竹下ですが…」と
挨拶をするのだが
あら
あら
不思議
法案は数日後に
通過してしまうことになる
のだとか
こういう国に住んでいるのです
穏やかで
冗談みたいに紳士的な
素敵な国ですね
たぶん
冗談なんです
ぜんぶ
なにからなにまで
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