映画『リング』(中田秀夫、1998)を
日に10分から20分ずつ
ノッタラノッタラ
見直しながら
残暑の暑さを
ペッタラペッタラ
舐め上げ続け
ねめ上げまくりたらしてみていた
(蒸し暑くって
イヤになっちゃう時に
ふと
思ったものだ
蒸し暑さっていう奴のことを
こっちからも
ペロペロ
ネロネロ
舐め上げていってやれば
奴さん
嫌がるかもなア
と)
『リング』には
まださほど有名でない頃の
十六歳か十七歳の竹内結子が
学生役で出てくる
呪いのビデオを見てしまって
貞子に出現され
あまりの恐ろしさに心停止して
映画のはじめの頃に
そうそうと死んでしまう
本物の竹内結子も
もう死んでしまったなア
と思いながら
彼女が演じる大石智子という役が
だんだんと
死に向かっていくのを
残暑の暑さを
ペッタラペッタラ
舐め上げ続け
ねめ上げまくりたらしながら
見ていた
で
大石智子が死んだところで
あ!
死んだ!
と
思った
本物の竹内結子も
死んじゃったんだよナ
首
吊ったそうだよナ
失禁とか
しちゃってたかナ?
(思い出される
永井荷風の有島武郎批判
情死心中して
腐敗した男女の死体となって発見された
有島武郎を
荷風は厳しく批判した)
齧歯類系の顔の
かわいい人だったナ
いい感じの人だったナ
自殺
ウソだよナ
ぜったい
貞子が出たんだよナ
貞子が
ナ
と
思った
妻は仕事で
竹内結子と会っていた
スターらしからぬ
ちゃんと
常識も
礼儀もわきまえた人で
高ぶったりせず
ふつうに生活のことに気を配り
子どものことなど
あれこれ心配していた
という
いろいろなスターと会うが
人柄のよくない人もいる
竹内結子のように
ふつうのちゃんとした人のように
誰にも振舞う人もいる
とても
いい感じの人だった
と
話していた
竹内結子は
死んだ2020年の1月末に
第二子となる男児を産んでいる
自殺したとされるのが9月27日なので
男児は生後8ヶ月にしかならない
そんな赤ちゃんを残して
勝手に死んでしまう人ではなかった
と妻も思い
竹内結子を知る多くの人が
思った
貞子だ
ぜったい
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