2018年9月14日金曜日

ふざけんな、って話さ


 
きのう三好達治の『測量船』をひさしぶりにめくったが
つくづく
下らないなぁ
作品から作品に進むたび
思った

あの萩原朔太郎の作品のかなりが
まったく詩ではない
というのに
ちょっと
近い感じかな

いつも
谷川俊太郎の詩集をめくるたびにも
思うね
おなじことを

(あれが詩か、いったい?)

詩のかたちで書くことは詩を書くことではない…

彼らのあれが詩だというのなら
どうやら
詩を書くことは詩を書くことではない
ともいえそうだ

イジドール・デュカスの『ポエジー』の議論に
再三
再四
戻らねばならないようだね

ついでに加えておくが
伊東静雄なんかも
ぼくは詩だとはまったく思っていないんだよ

ふざけんな、って話さ

北村透谷は
かもしれないね

ほんの
数行



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