2024年5月31日金曜日

夢についてあまりに多くのひとたちが…

 

 

 

夢について

あまりに多くのひとたちが

あやまった認識を

持っている

 

夢は

意識がでたらめに作り出す

現実経験の整理のための坩堝ではない

 

絵空事ではなく

妄想ではなく

まぎれもない現実そのものであり

さらには

真実そのものである

 

むしろ

夢から覚めたこちら側

現実界と呼ばれている場所のほうが

網羅的認識の不可能性から

よほど絵空事であり

妄想に近い

 

これらについて

よりよく語るのは困難だが

現実界の側にも

夢の側にも

虚妄は存在せず

すべてが現実であり

真実である

と見方を変えてみることから

まったく別の真相が見えてくるだろう

 

このように

わたしは聞いた

わたしに教えようとして

語ったのは

夢そのものである

 





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