深夜から朝方にかけて
住まいとしている高層ビルの地下に
ゴミを捨てに行くことが多い
帰ってきて玄関に入り
わきの棚に置いてあるものを
特に必要もなく
見まわす
もう16年も昔に自殺した悪友があったが
彼の七里ヶ浜の家に行った時
玄関正面に麗々しく結婚写真が掛けられてあった
未知の人も入って来る玄関正面に
こんな大きな結婚写真が飾ってあっては
よくない波動も受けてしまうかもしれないと
これを見ながら思わされた
まだ三歳ぐらいだった息子に
毎日ポテトチップスをひと袋与えるというので
からだによくないのではないかと言うと
こうしておけば静かでいてくれるからと答えた
夫婦仲は悪化していたようで
妻の愛人になってやってくれと真顔で頼まれた
息子が生まれる時
家で破水が始まったというのに
夫である彼は論文執筆で動こうともせず
奥さんは自分で救急車を呼んで
ひとりで病院へ運んでもらったと言い
そのことは絶対に許せないとくり返した
じぶんの家の玄関を見たり
他のひとの家の玄関を見るたび
あの悪友の玄関の結婚写真を思い出してしまう
毎日先祖への感謝礼拝をする時に
じぶんや先祖に関わりのあった
他の諸霊への礼拝も行う
その際に何人かについては名前を唱えて
彼らが生かされたことについての感謝礼拝を
天照大御神に捧げる
死んだ悪友についても最近
感謝礼拝のひとりに加えるようになった
彼を生かしていただいてありがとうございます
と天照大御神に感謝礼拝をする
名前をあげて礼拝する人数も七人に上るようになり
朝からけっこう時間がかかるようになった
火を点けて灰に立てた線香が
五ミリから七ミリほど燃えてしまっている
総体としてまず「その他もろもろの霊の方々」と
先に礼拝もしているので
時間のない時などは
個別に名を唱えて礼拝する必要もないのだが
ちょっとでも余裕のある時は
いちいち名を唱えてひとりひとりについて
彼らの生存したことについて
またこの世の現象界で不在となったことについて
彼らにかわって天照大御神に感謝をしていく
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