5月5日が立夏だったので
いま
日本はもう夏
夏に入った
と
思うと
それだけで
うれしくなる
幼かったころ
すごく若かったころ
立夏
ということは
あまり
意識しなかったけれど
5月は楽しかった
季節がかってに楽しげに振舞いだし
3月末や4月のような
春先の不安定さがグッと減って
5月というだけで
楽しかった
楽しい
というのに
学校だの
社会のあれこれだのは
ずるずるとあり続けたので
いつもそこが
残念だった
せっかく
5月がうきうき招くのに
せっかく
夏が手まねきし続けるのに
人界はいつも
つまらない枠組みを
押しつけてくるばかり
夏まつりが
あるじゃないか!
って?
いろいろなイベントが
準備されるじゃないか!
って?
古びた他人の脳が
古びた規範から編み出した
所作としきたりで参加者を縛り上げる
ああいう罠のこと
ね
そんなものは
なんにもなくていい
ただ夏があり
青空を流れていく雲があり
どんどん繁茂していく雑草があり
虫がつぎつぎ出てきて
野良猫もどこかの犬も顔を出し
鳥たちはパン屑を狙って集まり
蛇もトカゲも
日当たりの中を滑っていき
小さな川も大きな川も
いつでも釣りに来いよと誘っている
そんな5月であるだけで
いい
そんな夏があるだけで
いい
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