ラストチャンスでは本気でやるしかない。
ウィリアム・S・バロウズ 『ウエスタン・ランド』
ぼくより若いひとたちを
世界でも
いちばん短い詩形のひとつへ
ちょっと導いてみて
最後に
こう
余談してみた
人間は、ある程度以上の年齢になってくると
過去の若かった自分というものが
たびたびふり返って思い出すべきテーマのひとつになってきます。
自分というものが考えるべき対象となり
オブジェとなります。
過去の自分についての見方も
知っていたいろいろな人たちについての見方も
年齢を重ねていくたびに
驚くほど変化していきます。
そんな時に
若い頃に作っておいた短歌は
貴重な資料とも
いろいろ思い出すための起爆剤ともなってくれるでしょう。
短歌だけでなく
短い文でもかまいません。
どんなかたちでも
近い未来の自分や遠い未来の自分のために
また
自分より後の時代の人たちのために
少しでも書き残しておいて
保存しておくのをお勧めします。
そう
若いひとたちよ
むずかしいことの多い書くことにおいて
ことばとのつきあいにおいて
大事なのは
なにより
じぶんにむけて
書くことだ
近い未来のじぶんへ
遠い未来のじぶんへ
そうして
たぶん
いろいろな過去のときの
じぶんへ
も
きみは
じぶんにむけて
書いたか?
じぶんにむけて
ほんとうに
きちんと
送りたいようなことばを選んで
表現を工夫して
書いたか?
それこそが
大事なこと
それこそが
忘れられがちなこと
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