2026年3月18日水曜日

悲しい歌の好きだった頃

 

 

 

悲しい歌の好きだった頃

惹かれた子たちの腕は細くて

首は細くて

肩は薄くて鋭くて

夢見がちなのに

実利的

 

悲しい歌のメロディーは

ぼくの心に染み込んで

惹かれた子たちの

腕や首

肩や夢見を

捨てさせた

 

悲しい歌のむこうには

メロディーの海や

テンポの野

カデンツァの森がひろがって

悲しみ喜び楽しみは

ただの味覚となりました

 







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