駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2026年3月20日金曜日
大気がわたし
大気はわたしよりもわたしなので
この世のことは
たいてい
大気に任せてある
遠いところ
近いところの
さまざまな音のくぐもりや
温度の繊細なグラデーションとも
ぴったり
大気はつながって
精緻な網の目のよう
かたちなきレーダーのよう
大気がわたし
ほかの生きかたがあろうか?
と思う
大気に混ぜ入るもの
すべても
わたし
これ以上のありかたがあろうか?
と
ちょっと
誇る
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿