はやく起きないでよい日は
すこしでも長く眠ることにしている
日々
からだが疲れることはほとんどないが
それでも
目や目の奥のあたりの脳に
じんわりと疲れを感じることはあるので
睡眠によってそれらを取りたい
それらをすっかり取り除こうとすると
どうしても
睡眠時間はのびていく
そうして
7時間ほど眠ったところで
一度目覚めても
目や目の奥のあたりに
まだ疲れが残っているのを感じると
寝続けてしまう
今朝も結局
11時間眠り続けてしまった
よくこれだけ眠れるものだと
じぶんのことながら
感心してしまうが
さすがにこれだけ眠ってから起きると
この世のことが
なにかオプションのひとつのような
フィクションのひとつのような
テレビドラマの週ごとの連続物のような
そんな感じに受けとめられて
じぶんがどこの誰で
どんな性格や役柄を担っていて
そうして
どんな問題事を抱えていたんだったか
ちょっと時間をかけて
どうにかこうにか思い出しながら
人々が「現実」と呼び慣わしているもののなかへ
入り込んでいく
正直なところ
どこの国のどんな習俗や風習や
感じ方や考え方にも
まったく同調できなくなって久しいので
誤解を恐れずに言えば
わたしは地球人でも人間でもない
ただ
肉体を借りて
この大気の環境のなかに降り立っただけ
たまたま
日本語環境のなかに発生した肉体に降り立ったので
まわりには日本人だと自認する肢体がうざうざいるのだが
彼らの感性も思考も価値観も
制度の作り方も
なれ合い方も
まったく理解できないし
同調もできない
とはいえ
異星人だと見抜かれると危ないので
彼らのような振舞いをし
あいまいな笑みを浮かべて
なんとなく誤魔化すことにして
この異様な環境のなかをぼんやり漂っていく
文化人類学で言われる
フィールドワークというのに
近いと思う
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