好奇心がわたしの神
好奇神
と書き換えてもいいし
もっと俗に
野次馬根性と呼んでもいい
それがわたしの神
好奇心を神とする者は
世界の
あらゆる境界線を超える
無効化する
好奇心はキリストを超え
ブッダを超え
マホメットを超え
モーゼもアブラハムも超える
面白いもの好きでは人後に落ちない
あのサタンやベルゼブブや
ルシファーや
バフォメットや
メフィストフェレスも超える
好奇心の神のもとには
誰でもが平等に
活力に満ちて
好奇の目をらんらんと輝かせて
つねに集い
うごめき
俗語・卑語・ナンセンス・専門語・皮肉・ユーモア・批判まで
あらゆる単語や表現や口調をひっくるめ
思念と言語と無言としぐさと無為の共演を
くり広げ続けている
堅苦しい信仰の儀式など
好奇神には不要
手をあわせたり
心を静めたりしての祈りも不要
好奇神は
人間心理や気分や精神のなによりも強いので
いつも勝手に
知らぬ間にこちらの奥に入り込んでくる
なすべきは
好奇神の導きに
ただ
従うこと
そうすれば
たちまちのうちに
心身快適になり
子犬や子猫や子ネズミのように
心も精神もからだも
四方八方にかけまわり出す
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