「夢を見た」
と
記すこと
と
「彼は夢を見た」
と
記すこと
と
の
ちがい
「彼は」
は
なにをつけ加えるのだろう?
自分でない
過去の無数の人たちが作り加え続けた
完全に他人のもの
言葉
そういう言葉で
記すのならば
「彼は」
とつけ加えて
内容さえもいっそう他人化することでこそ
魔術的な引き寄せを
一気に行うことができる
のではないか?
少なくとも
言葉に乗せようとする「内容」は
わたしにとって
すでに
圧倒的に
他者であるから
「彼は」という
他者性の刻印を押しておくことは
すこぶる
正確な行為である
0 件のコメント:
コメントを投稿