気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
さまよいに
この頃
行っていない
冬の海
頬を裂くような
冷風や
曇天の重さ暗さを
かつて
自我としたことも
あったのに
あちこち
錆びた自販機が
傾きかけた
卒塔婆のように立って
なおも
冷えたコーラを
売ろうとする
念の入ったわびしさが
かえって
温かみを感じさせる
あの頃1も
ひとり
あの頃2も
あの頃3も
ひとりで
いまだって
いつだって
たとえ
揺れうごめく人体が
まわりに
たまたま多かったりする時で
あっても
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