駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2015年9月22日火曜日
大きな円みのある時
秋に入っても
まだ木々の葉は枯れず
草はらの草も
緑のまゝ静かに陽を浴びている
いっぱいに明るく陽の入る居間からは
それら緑が見渡せて
どこへ行く必要もない
静かな休日の午後が満ちている
茶を淹れようとも思うが
それさえも要らない
どんな動きも
起こさないでおきたい
大きな円みのある
時が満ちている
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