2025年6月8日日曜日

民族的主食をアメリカ産にされるということは


 

  

厭ひつついづれはここに果てゆかむ巷に夏の霞にごりをり

                                                                               塚本邦雄

 

 

 

 

スーパーマーケットで米売り場を見たら

カルローズ米ばかりが積まれていた

 

高値であっても

ついこの間までは

いろいろな種類の米が売られていたのに

それらがすっかり消えてしまっていて

驚かされた

貼り紙がされていて

例の備蓄米も

もうしばらくすると入荷する

と書かれていた

 

つまり

このスーパーでは今後

質の悪い米だけが売られるというわけか

と思った

スーパーマーケットの共同出資による

コーペラティブ・チェーンのCGCに属している店だから

他のCGCグループの店でも

同じような状態なのかと推測された

 

カルローズ米の評判は

ネットで調べたりするとすこぶる悪い

味や触感の問題というより

使われる農薬やカビ防止薬の問題があるらしい

 

Yahoo!知恵袋では

こんなやりとりがあった

 

質問

アメリカのカルローズ米を 2月頃に 試しに食べてみたら(日本米との味比べ炊きたてなのに舌がヒリヒリする 感じがあり、 冷めたときもやはりヒリヒリしたんですが、 農薬をたくさん使ってるんでしょうか? 国産米はヒリヒリしないんですが。

 

回答

ポストハーベストでは? 海外からの輸送時にカビないようにするため(米や小麦、香辛料などによく発生するカビはアフラトキシンといって、自然界最強の発癌性と言われています)と、防虫として、殺菌剤と殺虫剤が散布されています

 

他にも

このような回答もあった

 

米に限らず 輸入ものの穀物は長い船旅の中で 船内でどうしてもカビが発生してしまうので 定期的に防カビ剤をかけますし、 農薬の基準 も日本と比べて相当 緩いという話も聞きます。 94年の「輸入米は危ない」という 書籍内で、マウスの実験で発がん性もあり しかも一代限りでは発癌がなくても子や、孫の代まで行ったら、 発がん性が 顕著に高くなった、とありました わざわざ 精米した後の米に 殺虫剤を大量にスプレーするという 海外の 業者もいました 国内向けにはそのようなことは絶対にしないのですがこれは 日本向けだからいいんだよハッハッハと、 笑いながら海外の農家の人々が まるで日本人を家畜のような 扱いで言っていたのが印象的であり、 これは相当深刻な問題だと感じました やはりそういう情報があるという時点で、 かなり危険性は高いものと判断します、 米を販売したい人たちの 入手法など何も当てになりません 最終的には 己の健康は己で守らなければならないので、 情報を鵜呑みにせず、 自分で考え 調べ 、行動するのが一番だと感じます

 

 

輸入農産物における残留農薬基準は、全て「ポジティブリスト制度」によって管理されます。 ポジティブリストへの理解なくして、残留農薬の理解は出来ませんので、リンク先資料を良く読まれる事をお勧めします。

 https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/zanryu2/dl/060516-1.pdf 

ポジティブリストについてわかりやすい資料農水省)

 

 

米の場合は

継続して多量を摂取することになるので

本当に農薬や防カビ剤が多く使われていたら

体にはかなりの悪影響が及ぶことになる

これでは

べつにカルローズ米でいいよ

というわけにもいかなくなるだろう

 

他方

安全だという情報を出しているサイトもあって

本当にこの通りならいいのだけれど

と思わされる

 

USAライス連合会

https://www.usarice-jp.com/about/safety.html

 

NEWS YOU-USE

https://n-yu.com/free/80230/#google_vignette

 

Myトレーディング

https://my-trading-inc.com/service/rice/

 

 

ともあれ

米食を大事に考える人たちにとっては

由々しき事態がやってきた

といえるのだろう

 

米食と日本文化をリンクさせて考える人たちには

由々しきどころか

これ以上はない危機的状況の到来

といえるのだろう

 

それまで

なんで

なんにもしなかったの?

と思ってしまう

 

本当に米が大事なら

もう数十年前から

うるさく騒ぐべきではなかったか?

 

いやしくも多少の知性はあるヒト科なのだから

誰がどう考えても

いろいろな意味で日本の米が危機的状況に陥るのは

人口減少と同様

容易に推測できていたし

今ごろになって騒ぎ始めるなんて

なんてまあ

おしとやかで控えめでございますのでしょうか

と思ってしまう

 

巷に出まわる米のほとんどが

アメリカ産のカルローズ米になってしまい

備蓄米がぜんぶ倉庫から出払ってしまうとなれば

今後の日本の主食の管理はすべてアメリカの思いどおりになる

体よく兵糧攻めを完遂されてしまったわけで

もう何度目かの「ふたたび」だかわからないが

またしてもアメリカに首根っこを押さえつけられ完敗を喫したことになる

民族的主食をアメリカ産にされるということは

これは誇張でなしに第三の原爆を落されたようなものだろう

この国のやることは

呆れて笑いほうけて眺めているほかない

 

2030代と

ほとんど米を食べない生活をしていたので

穀類はなんでもよいし

どうにでもなるということを

経験からわかっているので

わたしの場合は日本の米がどうなろうと

心理的な危機感というものはない

今は毎晩を米を食べているが

それも100ccだけを鉄鍋で7分ほど炊いて食べるもので

ふつうの日本の家庭の米の食べ方とはだいぶ異なる

 

毎晩の100cc食いだって

米の消費には違いないので

巷にカルローズ米や備蓄米ばかりになるのは

やはりいい気持ちはしないのだが

どうしようもなくなれば霞でも喰うか

などと思うのは

若い頃のヨガや心霊修行生活のたまものかもしれない

 

ちなみに

日米合同委員会は

備蓄米放出でマスコミに持ち上げられ続けの小泉進次郎を

次の若き首相として決定した

との話が出まわっている

小泉進次郎に日本の全農をつぶさせて

アメリカの穀物メジャーのカーギルに

米作や流通の全権を引き渡す算段だそうである

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=y1f53QIme2o&t=580s

 

https://www.youtube.com/watch?v=od3w8qhBxm4






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