気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
爆発するように
夏の暑さに
ふいに
飛び込んでしまった
ようだった
けれども
また
戻ってきた
ようだ 梅雨は
一日のうちに
霧雨に
激しい雨に
小雨に
小糠雨に
降りはさまを変えて
小暗いところ
闇ふかいところ
湿るのをよろこぶ
しずかな
かたちなきものたちは
また集いきて
しばし
ともに濡れておいきと
迎えてくれて
いるよ
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