駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2011年5月22日日曜日
てのひらで足のうらを包む
ふと目がさめて
なにを思ったんだったか
てのひらを大きくひらいて
足のうらを包んでみたんだ
そしたら
足のうらがよろこんでいるなぁ
って感じた
足って
毎日てのひらで洗ってるんだけどね
でも
こんなふうに
てのひらで包みこむって
あんまりしなかったな
このごろ
じぶんのからだでさえ
こんなふうだ
すみずみにまでなんて
なかなか行きとどきやしない
まして
他のことともなれば
ひとのことも
せかいのことも
ああ
うちゅうのことも
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