駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2012年1月14日土曜日
見えない道
ふたりにしかわからないふたりのこと
ふたりにさえわからないふたりのこと
どこまで行くつもりなのと問う
どこまで来たつもりなのと問う
他人には見えない道にいつもいる
見えない交差点ですれ違う時
見知らぬ人たちの道々も垣間見え
ああ
なんと無数の道が…と
めくらめく
立ちつくし
しばらくして自分の道に戻ると
すこし温もっているような
その道
(自分のことも救う、とは…
もうすこし
わかりかけてもきたような
ふたりにしかわからないふたりのこと
ふたりにさえわからないふたりのこと
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