駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年4月20日日曜日
てんてんてん ハナミズキ
暖かくなってきていた日々が
また寒くなって
人もまばらな宵の街路に
てん
てん
てん
立つハナミズキは
軽いかるい
天の花木のよう
大げさなところのない
この花木の
ふしぎなさまよ
てん
てん
てん
どこからとも
どこまでも
ものの区別のないように
てん
てん
てん
立つハナミズキの
軽さ
ふしぎさ
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
モバイル バージョンを表示
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿