駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2015年4月26日日曜日
たふたふと
ほんの少しの震動も
大地には伝えないように
ずいぶんひっそりと
足を運ぶようにしている
そのうち水の上も
また歩いて行けるだろう
山々の奥の湖上で
水の上に立ったまゝ
よく明け方まで
呼吸さえ忘れてしまっていた
あの振舞い方の感覚が
いつのまにか
たふたふと
染み戻って来つつある
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