駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2019年8月24日土曜日
ほんとうはどんな行為でもよい
ある長さの時間のなかに
どんな行為を投入するか思い悩むと
つまらない重さに巻き込まれる
投入した行為を
他の行為と比べて評価しようとすれば
悔いさえ生じる
ほんとうは
どんな行為でもよい
すっかりそれと一体化してしまえば
エネルギーが増す
その時間と
その場所と
そこで動くじぶんとが
ぜんぶぴったり一致すれば
時間の過ごしかたや行為の内容の是非など
問題にはならない
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