駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年3月6日木曜日
鏡と思いとに
ものごとがみな
うまくいくようになったと喜んでいたら
バルコニーの花々を
みな枯らしてしまったのに気づいた
なぜ水はひとりで降り注がなかったのかと
鏡を見ながら思ううち
花々はすっかり蘇っていた
水のせいで枯れたり蘇るのではない
鏡と思いとに
秘密はあったのだ
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