私以上の人が
もう周りに一人もいないと気づいた日
ゆったりと生きるのも
心穏やかにあろうとするのも
ふっとやめて
私は私に追いつくことだけ考えるようになった
(狭い国道の端を崖づたいに長く歩き
(埃や騒音に乱されない私を
(深々と発見していった
(深々と発見していった
(持っているのは水だけだったが
(その水が旨かった
不思議な生物として
しばらく這って行ってみようかと悪巧みしているぞ
脳に入り込んだり出たり自由にできる
磁気のようなやつが
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