駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2017年6月2日金曜日
唯一のホビー
遠くにもわたしはいない
近くにもいないような気がする
ここにも
どうやら
いないのだ
かといって
いない
ということに
こだわっても
いない
禅問答めいてくるのは
いやだね
埃くさかったり
辛気くさかったりするのが
いちばん
いやなのさ
冷たくて
心の通じなさそうな
機械的な人
そう見られているのが
ちょっと
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唯一のホビー
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