駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2018年2月11日日曜日
いつも曳かれ者の小唄では
放っておけば
詩歌は
いつも曳かれ者の小唄
おなじように生まれ落ちて
ろくな頑張りもせずにかたや財の頂点に胡坐をかき
かたや
食うや食わずの
裏寂しい首筋を寒風にさらす
心の流浪の
群れ
群れ
あるいは群れもしない
はぐれ影
もう
放っておいてはいけないだろう
詩歌は
いつも曳かれ者の小唄では
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