大通りの近くに住んでみると
街を通り過ぎていく自動車の音が
深夜でも聞こえ続けている
それもなかなか
いいものだということは
実際 住んでみないとわからない
そこからちからが
与えられるように感じるのだから
わかったものではない なにがいいかなど
本当に人里離れたところに住むのにも
たぶん予想外のいいことがあろう
なにも聞こえない昼夜には気の音が響くだろう
こんなふうに思うのだから
大きな街中に住むのは山林に住むことに繋がる
ひとはいつも此処と此処でないところを持つ
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