駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2018年9月23日日曜日
引き出された神経の一本だけで命とつながっているかのように
それにしても
なんと得々として
堂々として
カメラのレンズをみつめて
平然と写されることのできるひとびとの
多いことか!
あの傲慢さの底知れなさに
心を開くことの安易さに
いつも胸がふさがれるような思いに襲われる!
たゞたゞ
恐ろしいとわたしは思う!
あんなひとびとの溢れている世の
どこに隠れて
なお生きていけるだろうと
引き出された神経の一本だけで命とつながっているかのように
心ぼそくなる!
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
モバイル バージョンを表示
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿