ものを差別し
あるものをより丁寧に扱うと
空間は変貌する
わざと
動作やしぐさを遅らせるのも
空間変貌には
効果が高い
しかし
自分の霊を少し滲み出させて
あらゆるものに触れたり
近づいたりするのが
いちばん
効き目がある
世界への
望ましい積極性とは
このことだった
愛や心や魂では
いけない
それらは動かしづらいから
霊ならば
より物質的な手触りがあるので
指先からも
目からも
体表のどこからも
滲み出させることができる
空間は
霊の滲出に和らぎ
まったく別のものに変わり出す
ほんの少し
体表から
積極的に外へ
霊を滲み出させてみる
という
だけのことで
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