なんだか
いい気持ちである。
である
というカタッ苦しい言いかたで結んで
マルまで付けてしまいたくなる
ほど
なんである。
そうしたほうが
いい気持ちを
もっと
よく表現できるような気がする
のである。
なんだか
いい気持ちである。
と
言いたい時の
いい気持ち
って
いうのは
まァ
快楽とかいうのとは
ちがう
すこぶる
ちがう
春のぽかぽかの中で
ひとりで
なァんにも
やらなきゃいけないことなんか
なくって
黄色い菜の花とか
淡いとりどりの色の花とか
いっぱい咲いていて
ちょっと
寝転んでいようかな
これからのながいながい人生とやら
どう生きてみようかな
なんて
高校生のように思ってみるような
そんな
いい気持ち
なんで
ある。
なんだか
いい気持ちである。
たいていの場合
ぼくは
なんだか
いい気持ち
なんで
ある。
やらなきゃいけないこととか
急がなきゃいけないこととか
そんなもんが
飛び込んでこないかぎりは
いい気持ち
なんで
ある。
なんだか
いい気持ちである。
いい気持ち
なんで
ある。
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