気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
切り花が置かれるのは
壁で囲い込まれた小さな空間
大きい場合であっても
人がホールと呼ぶ程度の狭隘さ
だから切り花のほうから見ても
世界は切り空間で
切り世界でしかないだろう
・・・と野の花と野がひそひそ話
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