(1994年版改訂2014年版)
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おがわのおもてがゆうひをあびて
いつかほんとうのじんせいがはじまる
かわのほとりでこんやくをするのよ
ひとしきりかわのみずおとはたかまれ
ひとりでいきていくじきのおわりは
ひとりでいるすべをしるとき
みずくさよりもうつくしいかみで
ひとりゆうぐれをしあげる
かなしさのなかをみずはながれる
よろこびはどこまでいくちからもつか
しっているかい、あいしたやまよはやしよ
みずをおもいでとしてしずまれよ、こころ
きょうもゆうぐれていくわたくし
むしのなくむらさきのかわべり
いつかほんとうのじんせいがはじまる
ひとりでいるすべをしるとき
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