駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2015年1月24日土曜日
見えなくても見える
あたりまえのことを
(たゞエネルギーの浪費を避けるために…)
言わないようにするのならば
この二週間ばかり
ニッポンは
大相撲でしずかに沸いていた
というところか
もう早い梅が咲きはじめている
あゝ、ことしも梅の時期まで
生きていられた
生きていてくれた
と思う人たちの心が
少しずつ
梅のつぼみに
入っていくのが
見える
見えなくても
見える
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