気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
最初の一行を 記し出すとき、たぶん、 詩かもしれないもの、は、煌めいて 数秒もしないうちに、宙に、吸われていってしまう 消えていくのか、 散っていくのか、 語りでもない、 考えでもない、 心情の吐露でもない、 なにか、まったく、力からも、制度からも、はずれた、 どこの世にも、界にも、属さない、 おそらく、思い出しようもない、 あらわれ、 の、 ようだった、それ……
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