ひさしぶりに下駄を履いて
たくさん水筒を踏んで八重洲神社に詣でた
雲海の上に海が見える
サインペンをもう一本持ってくればよかった!
思ったが
あとの祭りだ
よろこびもかなしみも幾年月
感情を失ったわけではないけれど穏やかになりすぎているこころ
狂騒から遠のきすぎると石になるから
ごりごり
石の友だちが集まってきている
かれらにサインペンで番号を振っていくのだ!
だから
もう一本持ってくればよかった!
と思うのだ
石に書き続けると
サインペンのペン先は
けっこう
乾いてしまう
ところで
八重洲神社のべっこう飴は
ほんのり柚の味がする
東京駅からJRに乗って帰るわけではありません
もうちょっと歩いて
有楽町あたりから乗ろうと思っています
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