Word alone are certain good.
W.B.Yeats :〈The Song of the Happy Shepherd〉
誇りもなく書く
矜持もなく書く
なにを書いているのか
日本語ではあろうけれど
詩なのかどうか
詩でなくても書く
自分こそ詩人と思い込んでいる人たちの
軽侮をいくらでも浴びながら
書くとはどういうことか
昨日書いたメール
さっき書いたメモ
先週いきおい込んで書いた詩
それらのいちばん最後の文句から
いちばん最後の思念の余韻から
わずかでも
もう一歩
言葉の足で踏み出すということ
それだけのことだが
もし言葉を使って人がなおも生き続けるなら
ご大層なこと
衣食住より
もっと基本かもしれないこと
―で、あなたは
どうして
書かないの?
書かないで
済むの?
(書カナイナンテ
(書カナイデイラレルナンテ
(ソンナ激烈ナ非常識
(ソンナ非人間ノ極ミヲ
(ヨクマァ
(ヤッテラレルモンダネ
あなたは
あなたは
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