他人に厭かれるのには
慣れているので
肩のちからを入れることも
しない
茶の一二杯に
歓談で
なくもなかったような
曖昧な気分を
払いもせず
ときには
ちょっと抑えぎみの
破顔一笑ふうの
演出もして
無理まではしない
いい
言葉ではないか
一期一会
とは
こちらが
厭いていた
とは
見せまい
まるで
仕事から帰るような
さっぱり
きれいな引き方が
その
証では
あるけれど
0 件のコメント:
コメントを投稿