駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2017年2月2日木曜日
複雑な風が海を渡りながら
複雑な風が
海を渡りながら
すこし青く翻ったかと思うと
薄い黄色や
淡い緑色に解れて散り
紫色の影を波のはざまに落して
極細の糸ほどに
細く
細く
宙に舞って
後は
(水蒸気のせいだろうか…
やゝ白っぽく
陽光を和らげている箇所もある
一面の
全面の
蒼
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