自由に生きられていないとか
こころが解放されていないままだとか
そんなふうにばかり
思ってしまうのもいやなので
どうこう言っても
じぶんはけっこう自由にやれているのではないか
へんな束縛や禁忌がこころにはないじゃないか
などと
ひとは思いたがったりもする
しかし
いろいろな夢を見たあとで
いつも思うのだ
ぼくはまったく解放などされていない
がんじがらめに縛られたままだ
と
だって
夢のなかでじぶんが人間であることが
あまりに多すぎるのだもの
お茶の缶だったり
窓枠の溝にこびりついたゴミだったりする夢を
あまりに
見なさ過ぎる
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