気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
桜が咲きはじめるころ
林には
諸葛菜がいっぱい
ひときわ目を惹く紫の花が
木々の根元に広がって
人手をかけたものではないのに
なんと贅沢な
もったいないほどの
色彩の春の祭り
林を抜けて
土手の続くあたりでは
ほつほつ
大根の花が
白いのに
縁のあたりが少し紫の
これも
見落とせない
この時期の
わたくしの宝物
コメントを投稿
0 件のコメント:
コメントを投稿