気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
うららかに晴れた
初夏に
ほんのちょっと
間のある
午後
青山学院中等部のわきを通ったら
歩道沿いのツツジが満開で
つよく
濃く
かおりが満ちて
流れて
酔うようだった
藤の花のかおりにも酔わされるが
本気で
豪勢に咲き乱れたとき
ツツジのかおりには
酔ってしまう
ほんとうに
これから
ことしのいいことが
すべて
はじまっていくかのような
暖かさのなかで
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