気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
昭和の頃は
男は寡黙なほうがよい
と
よく言われた
大学生にそう言うと
男は
余計なことをしゃべらずに黙っているのが理想だ
という考え方は
自分は持っておらず
家族や友人からも聞いたことはない
と返事が来た
「男は黙ってサッポロビール」や
寡黙な男の代表のような
高倉健が
もはや
まったく通用しない時代に
なっていた
『死刑執行人もまた死す』
という
フリッツ・ラングの映画のタイトルを
思い出す
令和の今の風潮も
また
いずれ
通用しなくなるだろう
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