気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
秋のつめたい暗い雨だ
ビルの並びのあいだに降りてきていて
うつくしい
これまでの人生の
すべてが
この風景のなかにあるようで
見飽きない
秋のつめたい
暗い
雨がビルの
並びの
あいだに
降りてきている風景こそ
すべてだ
と言い切れる自分であることが
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